松山市駅前商店街の歴史 Shopping Street History

松山市駅の正面に位置する
歴史ある商店街
松山市駅前商店街は、伊予鉄道 松山市駅北口の正面に位置し、飲食店、美容室等こだわりの商品・サービスを提供する店舗が立ち並んでいます。お年寄りから若者まで、毎日多くの人々で賑わう商店街の中心には「善勝寺」があり、古くから親しまれ多くの人々に愛されてきた「日切地蔵尊」が鎮座されています。昔も今も、日切地蔵尊に見守られながら、発展してきた松山市駅前商店街に是非足を運んでみてください。
善勝寺の歴史 Zensho-ji History

古くから存在する「お日切りさん」は、今も変わらずこの街を見守っています。
現在の松山市駅前あたりが藤原村と呼ばれていた慶長8年(江戸時代初期)、大和国の葛城城郡(現在の奈良県)の阿日寺の住職・知善得業という和尚が、守り本尊を奉じて南海巡礼に旅立ち、松山の道後へ立ち寄ったときの話。突然病に倒れたが、急死に一生を得て回復した知善和尚は「これも共に旅した守り本尊のお陰じゃ」と、この地に深い縁を感じて藤原村へ寺を建て、その地蔵を安置し、この寺を「独立山 知足院 善勝寺」と名付けました。
日切地蔵
Higiri Jizo
日切地蔵尊の伝説

日切地蔵尊の参拝方法
善勝字には現在も多くの参拝者が訪れ、日切蔵尊に願掛けを行われています。寺務所で五色旗を購入し(200円)、その旗に願い事を書き込み本堂に収めます。

古くから「お日切さん」と親しまれてきた善勝寺は、今でも老若男女問わず多くの方に参拝していただいています。中には、願いがかなったとお礼のお供えをされる方もいらっしゃいます。
独立山 知足院 善勝寺
住職 加藤 智久